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2013年11月4日月曜日

初のサークル参加を終えて



 はい、記念すべきM3初参加を終え、イベント後特有の「多忙の終わった虚無感」に襲われているShampoo役のばらっげでございます。

 まずはスペースにお越しいただいた皆様!
 本当に、本当にありがとうございました。死ぬほどありがとうございました。CDはお楽しみ頂けておりますでしょうか? 様々な方にCDを手にとって頂いて、その安堵感ったらもうドレッドノート級でございます。現在また新しい企画が始動しておりますので、次回にも乞うご期待です!
 
 さーて、ではでは。

 前記事にも宣言しておいたとおり、M3初サークル参加で行った準備について、Q&A方式でのんびりと書いていきましょう。対象は、今回の私のように「やっとこさ立ち上げたど素人サークルだけど、イベント初参加したいなぁ。特にM3」と思っている方向けです。なのでサークル参加経験のある方は、書いてあることが当たり前すぎて涙ちょちょ切れるかもしれません。あしからず。

 ところで、ちょちょ切れるって面白い日本語ですよね。どうでもいいですね。はい。
 始めましょう。




初サークル参加のきになるQ&A


Q 結局何枚はけるのよ?

 初参加で一番気になるところですよね。
 全くの無名スタートですと、「リアル知人やツテを使う」「SoundcloudとYoutubeとニコ動に宣伝音源をアップ」「特設サイト作成」「Twitterで宣伝する」をやって、20枚ぐらいかなあと思います。コンピCDとかになると人のツテが増えるので、もっと余裕ではけていくのやも。そのあたりは、コンピCD主催している方に聞くべきでしょうね。
 自分は10枚いけば万々歳だー! と思って向かいましたが、きっちり宣伝しておくと意外と拾って頂けるものです。マーケティングホント大事。

 (ただしもちろん、「事前に話題になった!」だとか「なんかすごい有名な人に紹介された!」だとかが起きると、何枚はけるかの予想は一気に真っ暗森へ放り投げられてしまいます。数字は参考程度に留めてください


Q 当日までに準備する「もの」は?

・頒布する作品
 ないとなんにもなりません(悲哀)。初参加で落とすなんて死にたくなることだけはしないように頑張りましょう。超チキンハートな私は、抽選応募した時点で、頒布する全曲の仮打ち込み終了まで終わらせていました。……まあ、そこまでやる必要はないとはいえ、「とりあえず抽選応募」が死亡フラグなのは間違いないです。せっかくの初参加ですし、頒布する未来をニヤニヤ描きながらきっちりスケジュールを立てましょう。めちゃくちゃ楽しいですよ。

・サークル入場証
 ないとなんにもなりません(悲哀)。手伝いの売り子さんを雇っている方は、その方の入場証も忘れないようきっちり管理しましょう。

・小銭
 前もって銀行などで両替しておきましょう。土日祝日に銀行開いてなくてやべえ! なんて事態にならないようご注意下さい。あ、直前に会場近くのお店なんか使っちゃダメですよ! レジ打ちさん死にますよ! あとイベント自体が嫌われちゃいますよ!
 で、肝心の何枚いるかというお話なのですが。参考までに、Shampoo vs Conditionerでは、頒布作品「月の向こうまで vol.1」(¥300)のために、100円玉20枚、500円玉5枚ほどで戦いに赴きました。スーパーでレジ打ちしてる友人のアドバイスを参考にこの枚数です。当日はこの準備量でも割と余裕でお金を回すことができましたが、もう少し多い方が絶対にいいです。管理が楽ですし心に余裕が持てます。
 また、M3だと他のサークルさんの兼ね合いもあって1000円札・500円玉を用意する方が多い(気がした)ので、そのあたりにも気をつけつつ小銭の準備をしましょう。

・小銭入れ用ケース
 硬貨を種類別に分けて入れられるやつですね。絶対にあった方がいいです。一般参加の方々から見てもあった方が見てて快いです。

・ポップ ―― 値段表示(重要)や商品説明用
 お店なんかに「今売れ筋です!」だとか書いてあるあのちっちゃな紙です。東急ハンズやその手の量販店にお店用の床置きクリップなどが売られているので、 厚めの紙と一緒に用意しておきましょう。

・油性ペン、色ペン、その他筆記具
 その場でポップを書き換えたり、何かと便利なので絶対に前もって用意しておきましょう。

・(サークル机がある方は)テーブルクロス
 作品の机直置きはちょっと見栄え負けしちゃいますからね。足も隠せる優れものですし、用意するに越したことはありません。サークルさんによってはかわいいキャラ絵の描かれているクロスだったり、サークルロゴの入っている凝ったデザインのクロスだったりします。商品説明になってるものもあったかな。何にせよ、テーブルクロスはサークル個性を爆発できる一戦略地帯です。

 ちなみに、難燃性のものにしておくとスタッフさんや建物の権利者さんに優しいですよ!

・名刺
 あった方がいいと思います。 隣のサークルさんへの挨拶なんかに使う場面があるやもしれません。また、CD買って頂けた方から名刺を頂くことだってありえます。50枚とかは要らないので、10枚程度は用意しておいて損はないです。余っても次回にも繰り越せますしね。

・(許されていれば)飲食物

・(スペースでの試聴をOKにするなら)iPodやウォークマンやPC、あとヘッドホン。

・その他テーブルや床に置いたりする装飾品

・上記一式を、他サークルの邪魔にならないようにきっちりまとめられる荷物入れ

・身分証明書

・楽しむ心意気


Q 当日までに準備する「こと」は?

・参加要項やルールを死ぬほど読み込む
 必修科目です。「試聴CDいつ回収しよう」だとか、「頒布するとき衣装着るとかありかな」 だとか、「俺、ニトロセルロースで焼失マジックするんだ……」だとか。そういうのの可否についてきっちり書いてあります。読まないと死にます。原因不明の病で死にます。読みましょう(義務感)

・試聴音源の用意と作品宣伝
  • 「リアル知人やツテに宣伝」
  • 「SoundcloudとYoutubeとニコ動に宣伝音源をアップ」
  • 「前もって特設サイトを作成しておく」
  • 「Twitterで宣伝する」

 このあたりは絶対にやった方がいいです。音楽って視聴にかける時間と労力の割合が大きいので、当日試聴してってのが中々できません。1000サークル近くあるのに全部視聴なんてできるかーい! って話です。M3の場合、試聴専用のコーナーが設置されていますが、そこも大量にCDが並ぶのでランダムに拾って頂けるかは神のみぞ知るセカイ。きっちり事前に、ネットで音源確認ができる状態にしておきましょう。
 またその際、「作品のジャンルを明確にしておく」のも大事です。M3では申込時に検索のための音楽ジャンルタグが設定できますから、そこにきっちり明記しておきましょう。ブログのサークルまとめにメタル枠で拾って頂けた! なんてことがあったりします。

・CDDBへの登録
 1週間くらい前までに、CDデータベースへ自前CDの音楽情報(アルバム名・アーティスト名・曲名・ジャンル)を登録しておきましょう。やっておかないと、「CDを入れたのにトラック名が何もはいってないじゃないかプンスコ!」という事態が発生してしまいます。

 CDDBってなに? どう登録するの? って方はこちらへ → Studio Orque様のページへ飛びます


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 ひとまずこんな所ですかね。私が初参加前にいまいち分からなかったことや、イベントでの反省点を中心にのったり書いてきましたが、まだ不足があるやもしれません。何かあったらまた追加していきたいと思います。

 いやはや、これでやっとM3も一息。

 次回も参加できるよう頑張らねば。目指せベテランサークル。



2013年10月26日土曜日

いよいよ明日



 はい。
 いよいよM3が迫って参りました。

 明日ですよ明日。
 緊張でそわそわするったらありゃしない。童貞か。


 頒布数分のCDも完成してほっと一息したのもつかの間。もうM3ですからね。光陰矢の如し。台風兄弟にビビっていたのももう過去のお話。本当に早いものです。

 で、その目まぐるしく飛び去っていく日々の中、ひしひしと思ったのですが……初サークル参加というのはやっぱりいろいろ大変ですね。
 頒布数どれくらいがいいのか、机の装飾はどうやるのか、ってか名刺作らないと挨拶できないじゃないか、いやまてそもそも名刺に書くHPすらないぞ、あとメモリ4GBなせいでFL落ちるんだけど、などなど。何もかもが分からない状態からのスタート。これをひとつひとつクリアしていくのはなかなか骨の折れる仕事です。
 サークル参加を何度もこなしている方々は、こういう苦労を乗り越えた方たちばかりなのでしょうね。いや、もしかしたらその苦労を今もずっと続けているのやも。頭が上がらない。地面にキスレベル。
 まあ、多々苦労はありましたが、今回は参加者の一端として「楽しもう楽しませよう」という気概を忘れず、頒布頑張ろうと思います。ひっそりと。ほっそりと。

 そうそう、今回CD作ってて、初参加のための心得をまとめてるサイトとかがあったら嬉しいなと死ぬほど思ったので、余裕があれば(重要)後悔・反省を兼ねたミニレポしようかなと思ってます。普通に活動している人だったら当たり前に知ってそうなことを、つらつらと~っと書いていこうかなと。最初は売れるとしても○枚だから! だとか、前もってCDDB作っとかないとヤバい! だとか。


 ……直前なのでちょっと真面目に書きました。
 ちかれたもうやだ。おちんちんびろーん


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 2013-M3秋、当日は[第二展示場 1階 い―24b]でお待ちしております。
 目印として机にシャンプー置いておきますね。

 詳細はinfoをどうぞ。

2013年10月21日月曜日

なんか本がきた





【祝】なんか新しい本が手に入りました【祝】



 きっと魔導書に違いない。
 分厚いし。










「ザ・ジャズセオリー」








  「魔導書は違くね?」と言われてしまいそうですが、 いや、そんなこたないですって。
 いかんせんこの本、 それはもう有名で。ところどころでその手のプロが紹介してたりします。すごい人が使ってるんですから、これはもうきっと魔法の本に違いありません。

 また、Mark Levine氏曰く、優れたジャズのソロは以下のものでできているそうです。

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1%の魔法

99%は
  説明できるもの
  分析できるもの
  分類できるもの
  やればできるもの
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(著書より引用)

 そして、1%の魔法を引き出せるようになるべく、この99%を考えていかなければならないとのこと。やっぱり魔導書じゃないか! 


 ……本題はいりましょ。


 いやはや。なぜこれを手にとったかって。
 理論に関して超絶弱者たる現在の私にを入れるためでございます。というかオンコードとかいう特大の結界に阻まれて心が折れかけたんですよ。なんなんですかアイツら。
 あ、そうそう、キーボードの練習を兼ねてたりもします。

 で、実際の本なんですけどね。
 早速小倉トーストの美味しい某喫茶店でちょろっと開いてみると……。


お、最初はインターバルのお話か。一番の基本だもんね。うん。さっさと用語覚えようね、俺。
お、スケールの一覧リストきた。ん? スケールじゃなくて、和音のお話?
あれ? スケールからひとつの和音作っちゃったよ?
スケールと和音分けて考えなくていいの!?
うおおおおⅡ - Ⅴ - Ⅰ!! Ⅱ - Ⅴ - Ⅰ!!
ⅥとかⅢもきた。出てきたときに改めてスケールの譜面出してくれるのマジ超優しい。
やべえよこれ やべえ
ファーーーーーーーーーーーーーーーーーーーwwwwwwwwwwwwww


 とまあ基本的なところまで読んでみてこれですよ。嘘です、もうちょっと読みました。

 いやですね。

 死ぬほど丁寧ですよこりゃ。

 もちろん、譜面読めない・コード名をあまり知らないといった状態で読むとかなり厳しいとは思います。が、作曲の理論に関してちょろっとでも触れたことさえあれば、まーったく問題ないレベルです(少なくとも今のところは)。
 こう、全体的に、なんといいましょうか。バファリン? 文章全体が、「これで勉強しよう」と思わせるに足るような優しさで溢れているのです。嫌われる教科書によくある、あの「偉そうな文体」はどこへやら。たぶん原文もそんな感じなのでしょうが、どうやら訳者も凄まじくいい仕事をしているようです。Great jobです。グレジョブ。

 いやー、いつかこれでJazzやってみたいですね。
 あとHouseにも応用利かせてみたいな。夢が広がります。




さて、こうやって本買っただけで喜ぶ奴はたいがい三日坊主になるものですが。
果たしてどうなるでしょうか。神の味噌汁。